名古屋市の『経営のわかる』会計事務所   公認会計士・税理士 林千尋事務所
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名古屋市の会計事務所経営語録 
  経営プチヒント    <日本一の経営コンサルタント「友江照幸」の経営覚書ノートより抜粋しました


                    会議の前と後

経営は会議の過程を経て行われる。どの企業にも大なり小なりの会議があるが、この会議のやり方で、優良企業が生れたり、毎回怪議を繰り返して、損の上塗りをしている低迷企業もある。

会議の下手な会社の業績は悪い、これも明白な事実だ。

 大体において会議をやる連中の給料は高い、その面々が長時間の会議をやれば、その人件費、会議費、その間稼ぐであろう利益、これらの合算額が会議コストになる。これが毎日でなくても、毎週でも大した額になる。

 莫大なコストをかけた会議も、みんなで何かを決めたがただそれだけで、その翌日から何事もなく時が過ぎていく、というのが大半のようだ。

 一番注意しなければならないのは、会議をやっただけで、何かが解決したような錯覚を起こし、やれやれとやった気になることだ。会議はやり方次第で薬にも毒にもなる。心したいものだ。

 次によい会議をするポイントを述べる。

・事前に参加者にテーマを知らせる
・テーマごとの時間配分をする
・余分な話や脱線に十分注意する
・開始時間、閉会時間は厳守のこと
・発言は要領よく簡潔にする
・一部の人の独演会にならぬよう進行係は注意すること
・会議は必ず議事録をとる
・決議事項は、それぞれの部署に持ち帰って関係者に報告し、それを実現する
 ための計画を作成する
・この計画遂行の人の配置や責任者、管理方法、達成日時等をよく打合せる

    
   
    
 このようにして儲かる会議にすることが、会議の前と後の重要な運びなのである。決して無為無策の莫然とした会議はなすべきではない。




         株式会社覚王山総研 特別顧問相談役 友江照幸「経営覚書ノート」より



残念ながら、弊社特別顧問相談役 友江照幸は、平成20年2月に、多くの社長様に見守られる中、永眠いたしました。

今後は、代表取締役 林千尋が、友江照幸の遺志を引き継ぎ、結果の出る”現場コンサルティング”を実施してまいります。

友江照幸が40年間にわたり書き留めた、膨大な枚数の「経営覚書ノート」を再読し、すべてをクライアント企業様の今後の発展に活かしていきたいと思います。


 

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