名古屋市の『経営のわかる』会計事務所   公認会計士・税理士 林千尋事務所
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名古屋市の会計事務所経営語録 
  経営プチヒント    <日本一の経営コンサルタント「友江照幸」の経営覚書ノートより抜粋しました


                    幹部は販売力に卓越せよ

 企業での各幹部の働きは、究極において販売の成功につながらなければならない。

 わたしごとで恐縮だが、わたしがサラリーマンのころ、主たる仕事は経理であった。ところが経理だけやっていると、経営のわからない数字屋になってしまう、と思った。

 そこで昼はセールスマン、夜は経理マンという仕事を七年間やった。この二足の草鞋をはく仕事は随分つらかった。しかし、このお蔭で営業に役立つ経理がやれるようになった。その上販売という未知の領域であった仕事がわかって、わたしは大きく変化した。

 この二刀流のお蔭で、今日経営コンサルタントができるようになったのだ。

 よくあることだが、工場長といえば、技術屋気質の人が多く、製造優先で、営業部と対立することが多いものだ。

 T社の工場長も例外なく技術者気質の頑固者で、自分の考えた製品が最高で、素人の営業部員に何がわかるかという主張を繰り返していた。

 それが営業責任者と一緒に、有力得意先から呼びつけられたのを機会として、しぶしぶお客の二−ズに合わせた製品を作るようになってから、数字が伸びてきた。

 このように製造であろうと、経理であろうと、企業の中のすべての部門や機能は、販売するという使命のために存在することを知ったときから、企業は活性化するのである。

 自分は間接部門で、現業には関係ないと思っている幹部は、この販売のために間接部門が存在することの意味を、よく理解しなければならない。

 生活の人間関係の中でも、販売の原理や法則を心得ている人と、そうでない人の人生模様は大きく異なる。

   
    
 販売術というのは、人との交わり方のことでもあり、個人の人生を豊かにする方法でもある。販売力の弱いところは、決して優秀な企業に成長することはないのである。




         株式会社覚王山総研 特別顧問相談役 友江照幸「経営覚書ノート」より



残念ながら、弊社特別顧問相談役 友江照幸は、平成20年2月に、多くの社長様に見守られる中、永眠いたしました。

今後は、代表取締役 林千尋が、友江照幸の遺志を引き継ぎ、結果の出る”現場コンサルティング”を実施してまいります。

友江照幸が40年間にわたり書き留めた、膨大な枚数の「経営覚書ノート」を再読し、すべてをクライアント企業様の今後の発展に活かしていきたいと思います。


 

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