名古屋市の『経営のわかる』会計事務所   公認会計士・税理士 林千尋事務所
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名古屋市の会計事務所経営語録 
  経営プチヒント    <日本一の経営コンサルタント「友江照幸」の経営覚書ノートより抜粋しました


              「効果の大きいものから先にやれ」

 企業の活動は、期待する効果を求めての全体行動である。

 行動の前には必ず求める結果がある、これが目標なのだ。究極の目標は利益とい
うことになるが、その達成の前段階として、もろもろの計画がある。

 その目標達成を阻害する数々の障害も随所にあって、その改善を目標とする計画もまた必要となる。

 この数ある問題点を整理して、その中から改善したならば、随分大きな効果が出ると考えられるものから、改善のメスを入れることが望ましい。

 問題点というものは、時により、所によって、いろいろの形になっているが、煎じつめ
ていくと、ごく少数の問題点に集約されるものである。

 その一番煎じにあたる、一回目の改善は大きな問題点に手をつけることだ。それを改善すれば、それに付随して幾つかの問題が消失することがある。

 このようにすれば二番煎じに当る次の改善点の数は、非常に少なくなるものである。

 この手順をわかり易く、箇条書にしてみよう。

・各部門の中にある問題点の一覧表を作成する
 これは全員でやることがポイントだ。それは社員に問題発見能力がつくことと、仕事
 に関心が出てきて、士気が向上するからだ。これで問題点のエキスができる。

・この集約された問題点の改善効果を測定する。この測定で、効果の大きいものから
 緩急順序をつける。

・どのような改善方法が効果的か研究する。改善のアイデアを全社員から募集する。

・プロジェクトチームか委員会活動にする。

・効果が大きい場合は、表彰規定によって表彰する。
 幹部の仕事は部下を育てて、その部下と共に大いに稼ぐことだ。
 稼ぐということは、売上を増進することだけではない。



  社内の問題点を改善することも、随分と大きな利益が獲得できる道だ。
  これを軽視しておれば売上も収益も低下する、腰を入れて真剣に取り
  組むことだ。




         株式会社覚王山総研 特別顧問相談役 友江照幸「経営覚書ノート」より



残念ながら、弊社特別顧問相談役 友江照幸は、平成20年2月に、多くの社長様に見守られる中、永眠いたしました。

今後は、代表取締役 林千尋が、友江照幸の遺志を引き継ぎ、結果の出る”現場コンサルティング”を実施してまいります。

友江照幸が40年間にわたり書き留めた、膨大な枚数の「経営覚書ノート」を再読し、すべてをクライアント企業様の今後の発展に活かしていきたいと思います。


 

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