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名古屋市の会計事務所経営語録 
  経営プチヒント    <日本一の経営コンサルタント「友江照幸」の経営覚書ノートより抜粋しました


              「幹部はトップと一体になれ」

 幹部はトップの分身でなくてはならない、ところが現実はそうではないようだ。

 トップは幹部を信用していないし、幹部はトップに対して、根強い不信感をもっているといったケースが多く見かけられる。

 こんなバラバラの状態、お前は東、わしは西″といったことで、企業が繁栄するはずはない。

 ところが、こんな状態でありながら、お互いが反省して、改善しようという気持ちもなく、悪口の言い合いをしながら、表面だけは平静を装っている。
 こんなゴマカシの上下関係の上に、なにを積みあげても成功はない。

 トップは幹部を育てる義務がある。どんな言い方をしてみても、自分がつくったわが子同然である幹部を、一人前にするまでは、執拗に愛情と情熱をもって育てねばなるまい。
 どうしても、どうにもならぬドラ息子は、思いきって勘当することだ。

 幹部からみたトップは、自分を幹部に引きあげてくれた親のような存在だ。親子協力して一家の繁栄のために頑張らなくて、誰が一家の面倒をみてくれるのだ。
 親にあたるトップを助けて、大いに頑張るのが幹部の義務だ。
 仏を作ったら魂を入れるように、幹部を作ったら魂を叩き込め。幹部は、トップを敬い服従せよ。

 この関係がきっちりできたら、どんな苦労も困難も恐れることはない。
 ただし、これだけではいけない。経営は精神論だけでは駄目だ。お互いが研鑚してウデをあげなければならない。

 経営の才能がない人間が、精神論だけ如何に立派に唱えても飯は食えない。
 飯は経済の問題だ、経済は数字の世界、数字の向上は、人間性とウデの問題だ。

 トップと幹部が対立し、ハダハダの企業はあらゆることが空回りになり、そこからロス
が多発し、人間不信が生れ、利益が逃げる。

 こんな馬鹿らしい事はないではないか、利益を追求する企業の中で、利益創造の活動にひたすら挑む人間集団が、人間の不調和で、至るところで利益を失うとは、こんな残念なことはない。
 

   みんながよくなる基本は、よく儲かる経営をすることだ。
 


         株式会社覚王山総研 特別顧問相談役 友江照幸「経営覚書ノート」より



残念ながら、弊社特別顧問相談役 友江照幸は、平成20年2月に、多くの社長様に見守られる中、永眠いたしました。

今後は、代表取締役 林千尋が、友江照幸の遺志を引き継ぎ、結果の出る”現場コンサルティング”を実施してまいります。

友江照幸が40年間にわたり書き留めた、膨大な枚数の「経営覚書ノート」を再読し、すべてをクライアント企業様の今後の発展に活かしていきたいと思います。


 

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