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名古屋市の会計事務所経営語録 
  経営プチヒント    <日本一の経営コンサルタント「友江照幸」の経営覚書ノートより抜粋しました


                  「幹部と利益」

 企業で利益を重視しないところはないはずであるが、企業によって千差万別の利益になるのはなぜだろうか。企業が利益を追求する存在であり、その中心となるのが幹部であるのは、誰もが異論のないところだ。

 軍隊でいえば、部下を指揮して、相手に勝つことを目的にした戦闘隊長である。この戦闘隊長が、闘うたびに負けるというのに等しいのが、企業で毎月毎期赤字ということだ。
 
 A社の幹部は、それぞれの分野の専門家としての技術力が高い。その力を一層練磨しながら部下を指導し、がめついまでも利益の獲得に努めている。
 その利益を稼ぐためには、よい商品とそのマーチャンダイジングカ、販売力、センスといった商売の力を高め、抜群の利益を計上している。

 ところが、思わしい利益を出せないB社、C社、D社の幹部の共通する問題点は次のようなものだ。

・サラリーマン意識が強く、商売人になれない。

・商品知識に乏しく、商売の基本知識が理解できていない。

・時代の変化や推移が読めない。

・馴れた仕事は習慣的にこなすが、新しいことに対しては抵抗を示す。

・その日主義の仕事のやり方だ。

・トップはトップ、部下は部下、自分は自分といった考え方だ。

・経営者に対して、根強い対立感情をもっているか、反対に無関心、無気力である。

・全体的に消極的で、努力不足である。

・人間に活力が乏しく、成り行き的である。

 このほか、いろいろの問題点を抱えているが、それをどうすることも出来ずに、会社やトップのせいにしている者も多い。

 利益は、如何に社会に貢献したか、どれだけ全員が努力したかという結果の証明に他ならない。



    この意味で少ない利益は恥ずべきものなのである。





         株式会社覚王山総研 特別顧問相談役 友江照幸「経営覚書ノート」より



残念ながら、弊社特別顧問相談役 友江照幸は、平成20年2月に、多くの社長様に見守られる中、永眠いたしました。

今後は、代表取締役 林千尋が、友江照幸の遺志を引き継ぎ、結果の出る”現場コンサルティング”を実施してまいります。

友江照幸が40年間にわたり書き留めた、膨大な枚数の「経営覚書ノート」を再読し、すべてをクライアント企業様の今後の発展に活かしていきたいと思います。


 

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