名古屋市の『経営のわかる』会計事務所   公認会計士・税理士 林千尋事務所
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名古屋市の会計事務所経営語録 
  経営プチヒント    <日本一の経営コンサルタント「友江照幸」の経営覚書ノートより抜粋しました


              「後継者は肛力を養成せよ」

 経営は誠にきびしい数字の世界であると共に、甚だ厄介な人間の葛藤の世界でも
ある。細かすぎる神経の持ち主ではやっていけない修羅場でもあるのだ。

 M社の社長は二代目で、ぼんぼん育ちのインテリである。
 このM社長を観察していると、社業の順調なときは余り問題は出ないが、なにかこと
あるとき、社業がなめらかに進展しなくなる。

 苦労知らずのわがままで、しかも理論派の神経質ときているために、この社長の精
神状態が刻々と顔や態度に出る。

 この社長の一喜一憂を読んだ社員は、仕事のリズムを乱すことも多く、ひどい時に
は職場の空気が極端に暗くなり、重苦しいムードがただよう。

 トップというものは、清濁合わせのみ、いちいち心の中を人に見せるものではない。
経営には度胸がいるのだ。

 こんな性格の後継者は、まず「肛力」を養成する修養に精出さねばならない。

 わたしは自己改造の方法として、「念の具象」という思考法で、自分を大きく改造し
た経験をもつ。

 別にむずかしいことではない。自分のなりたい自分を想像して、すでにそうなった
と断じて、そのように振舞えばよい、たったそれだけのことだ。

 「わたしは優秀な経営者だ。」
 「わたしを全社員が尊敬してくれている、それに必ず応える。」
 「わたしの事業は、日に日に発展している、ありがとうございます。」

 心中に常に抱くビジョンは、有形無形の影響を本人に与え、必ずそれが実現する
ことになる。


         成功する人は常に成功を考えている。
 



         株式会社覚王山総研 特別顧問相談役 友江照幸「経営覚書ノート」より



残念ながら、弊社特別顧問相談役 友江照幸は、平成20年2月に、多くの社長様に見守られる中、永眠いたしました。

今後は、代表取締役 林千尋が、友江照幸の遺志を引き継ぎ、結果の出る”現場コンサルティング”を実施してまいります。

友江照幸が40年間にわたり書き留めた、膨大な枚数の「経営覚書ノート」を再読し、すべてをクライアント企業様の今後の発展に活かしていきたいと思います。


 

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