名古屋市の『経営のわかる』会計事務所 公認会計士・税理士 林千尋事務所
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● 経営プチヒント <日本一の経営コンサルタント「友江照幸」の経営覚書ノートより抜粋しました> |
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「経営ゴッコではない実戦だ」
経営の世界は、結果の世界であり、人の幸、不幸をわける世界でもあり、企業そのものの存続と滅亡を決めるきびしい世界なのだ。
この中には、なに一つとして浮わついた、遊びで中途半端なことが許される部分はない。
そこそこの規模で、それなりの業績をあげている企業は、社員の働き以上に業績が好調の時もある。そのために、毎月給料が出るのが当然であり、会社が潰れることなど考えたこともない、という社員ばかり。
こんな企業の後継者は、順風満帆が当然で、その状態が自分の代でも続くというように考えている場合が多い。
社員が将来を託する後継者は、理論だけの評論家でも、理論無視の軽挙妄動型のどちらでもいけないのだ。
後継者のトップ業修行は、あくまでも道場の竹刀剣法ではなくて、常に真剣勝負の
実戦という基本の上で、徹底した努力をしていくことだ。そのためには、
・会社の実態をよく知る。(計数の中の問題点、製造の考え方と現有能力、販売の
考え方と特長、人材の状況等の企業能力と各部門の調和等について)
・この実態の上にたって、今を大切にしながら、次は何をなすべきか。
・次のステップでは何が重要であり、その段階の問題点はなにか。
・現業をしっかりこなしながら、同時に5年単位で将来の完成図を幹部と共に
作成していく。
・どんな小企業でも、自社の経営を研究する経営研究室をもつべきだ。
(ここで後継者も部下も育つ)
後継者を育成するには、実務の中で最大限に知恵を働かせ、
工夫をこらし、人にもまれながらその中から、なにかをしっかり
つかませる。
これが重要なのだ。
株式会社覚王山総研 特別顧問相談役 友江照幸「経営覚書ノート」より
残念ながら、弊社特別顧問相談役 友江照幸は、平成20年2月に、多くの社長様に見守られる中、永眠いたしました。
今後は、代表取締役 林千尋が、友江照幸の遺志を引き継ぎ、結果の出る”現場コンサルティング”を実施してまいります。
友江照幸が40年間にわたり書き留めた、膨大な枚数の「経営覚書ノート」を再読し、すべてをクライアント企業様の今後の発展に活かしていきたいと思います。
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